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この話をすると誰もがビックリしますが、私は42歳まで全く英語ができなかった普通のオッサンでした。

こんな私が、なぜ今さら英会話を習おうと思ったのかというと、当時はバブル全盛期で海外での開発の仕事があり、英会話の必要に迫られていたからです。(私は当時、測量会社を経営していました。)

しかし、もともと英語が得意だった訳でないばかりか、学校を卒業してから、20年間まったく英語に縁なく生きてきました。

なので、

『40過ぎの俺が、今さら英会話なんてできるんだろうか・・・』

という、絶望的な不安があったことを今でも覚えています。


死活問題



しかし、会社経営者として、英会話が習得できるかどうかは、まさに死活問題。

もう、ダメもとでやるしかなかったのです。

そして、当時は、英会話を習うなら英会話スクールというのが常識で、今ほど英語を学ぶ通信教材みたいなものはありませんでした。

そんな訳で、40を過ぎていましたが、私は会社の命運をかけて英会話スクールの門を叩きました。(今は何かと問題が多いようですが、私はとてもラッキーでした・・・)




そして、ドキドキしながら迎えたレッスンの初日。

現れたのはもうビックリするぐらい目鼻立ちの整った女性でした。

彼女はオーストラリア出身のアシスタントで、名前をパティ(パトリシア)と言います。

パティの第一声は「ナイス トゥ ミー ユー ミスター・ヤマト」

その時、私の耳に聞こえたのは悲しい事に「ヤマト」だけでした。

そして、パティは私の逆パターンで、日本語がまったくと言っていいほど解らなかったのです。

今、思い出すと滑稽な2人ですが・・・。

この英語が全く理解出来ない日本人(私)と日本語が99.99%解らないオーストラリア人女性(パティ)との“奇妙なレッスン”がここから始まりました。



      私の人生



あれはレッスンの3日目だったと思います。

パティーが席を立った時・・・。

そこには、カバーのかかった一冊の本が残されていました。

ウーン、何だろう?男の性なんでしょうか?

覗いてみたい!と思ったときには既に手が出ていました・・・。

そして、ページを開くと、そこには英文とローマ字で書かれていた日本語が仲良く並んでいて、そのローマ字を読み進んでいくとそこには・・・日本語が英文を語っている光景が・・・

その日本語の感性は一言でいうと“おしゃれな大人”でした。

粋でシャキッとした江戸前寿司の旬の味といったところです。

そのローマ字で書かれた日本語を読みきった数秒後・・・

何かゾクゾクした感覚と訳のわからない興奮が入り混じり、しばらくの間その本を下に置く事すらできませんでした。

粋で洒落た日本語を日本語になった英語で語る・・・

それに気づかせてくれた一冊の小さな本・・・

そこから“日本語で語る英会話”への道が切り開かれたのです。

そして、パティとの出会いから、わずか3ケ月後・・・


私は、サンフランシスコ空港のイミングレーションの前に立っていました。

そして、42歳までまったく英語が出来なかったにもかかわらず、ぶっつけ本番のネイティブとの商談で、まったくビビることなく、“自分の言葉”で相手に気持ちを伝えることができ、無事、初めての海外交渉を一発でまとめることが出来たのです。

日本人が日本語で語ればいい・・・

このことに気がついてからは、仕事でもプライベートでも、どんな場面だろが一切関係なく英語で苦労することはなくなりました。



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